講師紹介

豊富な講師陣
山根裕基 講師

代表取締役、講師統括、衛生工学衛生管理者、作業環境測定士、安全管理者選任時研修講師、中小企業診断士、第一種衛生管理者
近年の政省令改正により、企業にはリスクアセスメントやSDSの活用など、自律的な化学物質管理が求められています。“自律的”な管理では、リスクアセスメント自体を実施することのみならず、リスクを踏まえて措置を講ずるか、リスクを許容するかといった評価・判断の基準をも自らが考えて設定しなければなりません。化学物質管理者には、単に現場で化学物質を取り扱うだけでなく、会社全体の化学物質管理の仕組みを構築する役割が求められています。本講習では、法令の基礎や、現場で活かせる管理のポイントにとどまらず、新時代の化学物質管理において企業のやるべきことをわかりやすく解説いたします。
足達保憲 講師

労働安全コンサルタント(機械)、第一種作業環境測定士、衛生工学衛生管理者、安全管理者選任時研修講師
「高校の時の授業の中で、1番嫌いだったのが、化学だったのに、なぜ私が化学物質管理者に?」と感じておられる方も多いと思います。確かに化学物質管理を極めるためには、化学の知識は欠かせません。しかし、仕事で使っている化学物質は常にその特性が表示されており、その読み方の知識を正しく身につければ、職場のみんなから頼りになる存在間違いなし、です。ややこしそうに感じてしまう化学物質管理ですが、実例を豊富に盛り込んで、わかりやすく解説いたします。
石川聡子 講師

社会保険労務士
企業における化学物質管理は、法令遵守の観点からもますます重要になっています。また、法律を守ることだけではなく、現場で働くすべての人の安全と健康を守るための土台です。違反による社会的信用の失墜や事故のリスクを防ぐためには、正しい知識と運用が不可欠です。化学物質の取り扱いに不安を感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、難しい法令や技術的な内容も、できる限りわかりやすく丁寧に解説いたします。安心してご参加ください。
井上麗 講師

社会保険労務士、第一種衛生管理者、ファイナンシャルプランニング技能士2級(AFP)
化学物質を規制する様々な法令の中でも労働安全衛生法及び関係省令については、今までの法令準拠・個別規制といった化学物質規制の態様が大きく変化し、化学物質の製造・取扱事業者自身による自律的管理を求められるようになりました。その要となるのが、リスクアセスメントです。この講習では、化学物質規制の概要はもちろん、リスクアセスメントに関する実務的な観点も踏まえて、危険性や有害性を回避するためのポイントをお伝えします。
小澤浩一 講師

労働衛生コンサルタント、第一種衛生管理者、衛生工学衛生管理者、第二種作業環境測定士
R5/6年に化学物質管理に関する政省令が改正され、多くの事業者では化学物質の適正管理のための体制を作り、対応することが義務化されました。一方で、何をどこまで対応すれば良いのかわからないという声も聞かれます。
講習では講師自身の経験・実績をもとに具体的な対応を例示します。サービス業から製造・建設業、小規模から大規模事業者まで、それぞれの特性に応じて実務的な講習をご提供します。難解な専門用語は用いずに平易なご説明を心がけています。どんな方でもご受講ください。
倉持智弘 講師

社会保険労務士、キャリアコンサルタント、第一種衛生管理者
労働安全衛生規則等の改正により化学物質の管理体制が抜本的に変わり始めています。ラベル表示・SDSの作成や確認、リスクアセスメントの実施といった「自分たちの安全は自分たちで」という自律的な管理が求められる中で、その旗振り役となる化学物質管理者の存在感はどんどん大きくなってきています。化学物質管理者として現場でより活躍できるよう、事例等も多く交えながら有意義な講習として参ります。
玉木尚 講師

社会保険労務士、行政書士、第一種衛生管理者、RSTトレーナー、特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
当講習の受講者様はプラントから研究機関、塗装や溶接、飲食店などなど業種は多岐にわたります。業種によっては「化学物質?」と思われる方もいると思いますが、我々が日常的に触れるあらゆるモノは、化学物質によって構成されています。取り扱う化学物質の危険性・有害性に着目して、労働災害を発生させないように適切に管理していくことが化学物質管理者の職務です。化学物質のリスクアセスメントやGHSと安全衛生法の関係などをできるだけ理解しやすいよう伝えていきたいと考えています。
平山教生 講師

中小企業診断士、安全管理者選任時研修講師、第一種衛生管理者
「実務に直結する講座」が信条です。
厚生労働省は、化学物質による労働災害を防止するため、労働安全衛生規則等の一部を大幅に改正しました。改正の理由は、化学物質による休業4日以上の労働災害の原因となった化学物質の約8割が、従来の化学物質関係の特別規則の規制の対象外となっていたからです。化学物質による労働災害を防止するためには化学物質への正しい理解が必要です。法改正となった背景を踏まえながら、労働災害防止のための化学物質管理者の役割への理解が深まるようにお伝えいたします。
山岸祥治 講師

中小企業診断士、中小企業組合士
化学物質規制全体の動向と労働安全強化とが連動し、全業種・全事業場規模に対するリスクアセスメントの義務化やSDS交付対象の拡大など、職場環境のリスク評価や労働者の健康リスク評価を実施し、化学物質管理を強化する政省令改正が行われました。本講座では、これまで化学物質管理になじみがなかった業界の方を含め、化学物質管理者向けに、安全衛生の基礎や安衛則改正のポイントをわかりやすく解説し、実務に役立つ知識を提供します。