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お知らせ

【結果発表】他社に紹介したい!安全衛生活動コンテスト

先般は「他社に紹介したい!安全衛生活動コンテスト」へ、多数のご応募を頂き誠にありがとうございました。
厳正なる審査の結果、各賞が決定いたしましたので発表いたします。

安全衛生活動コンテストとは?
2025年8月18日~10月10日の期間にて、全国の事業場で安全衛生に携わっているご担当者様を対象として実施しました。
労働安全衛生や外国人労働、メンタルヘルス・多様性配慮といったテーマを中心に、創意工夫にあふれた自社の安全衛生対策を
多数応募いただきました。(コンテスト概要等、詳細はこちら)

【審査員コメント】
大賞の受賞、おめでとうございます。
貴社の取組は、月初のキックオフと「視認ベスト」の併用により、安全衛生活動の目的と内容を現場で明確に“見える化”した点が卓越しています。安全衛生担当者がパトロールの際にベストを着用する、といったことは多くの会社でも実施していますが、特徴的なのは多言語表記です。
誰にでも伝わるわかりやすさ、他社でも即導入できる再現性、着用の継続が行動習慣を支える持続性、既存資材の工夫による高いコスト効率、そして担当者を“動く掲示板”へと転じた独創的アイディア——審査観点を高次に満たす好例です。本取組が業界全体の意識向上と災害低減に波及することを強く期待します。

株式会社ウェルネット代表取締役 山根 裕基

【審査員コメント
準大賞の受賞、おめでとうございます。
本取組は、“聴く・伝える・わかる”を基軸に、傾聴スキルセミナーの導入や動画マニュアル化、設備への多言語表示などを通じて、現場の働きやすさと安全性を大きく向上させた点が高く評価されました。特に「心の衛生を整える傾聴セミナー」により、聴く力・伝える力が高まり、心理的安全性と職場の一体感が強まった点は印象的です。また、動画マニュアルの活用により“見てわかる”教育を実現し、技能実習生が安心して理解できる風土を醸成しました。さらに、サブスク型教材の採用でコストを抑えつつ継続的な学びを可能にし、持続性・再現性にも優れています。従来の安全教育を「傾聴」によって再構築した独自の発想と実践力が際立つ、創意工夫に富んだ優れた取組です。

株式会社アプエンテ代表 山根 義信


重量物運搬軽減改善」
ビューテック株式会社 知多事業所 富貴工場 様(愛知県)

審査員特別賞の受賞、おめでとうございます。
シンプルな改善ですが、そのシンプルさ故に、わかりやすさ、再現性、持続性、コスト効率に優れていると思われます。
労働安全衛生の観点からは、労働災害の上位を占める腰痛の予防対策として、高い効果が期待できます。また、事業場の高年齢化や女性の就業率向上という、国内企業の経営環境の変化に対応する事例としても優れています。
そして何よりも、この改善が生み出された過程が非常に良いです。
優れた改善は、課題発見と試行錯誤の繰り返しの中から生み出されます。
①日々の作業の中に課題を発見する。
②課題解決のアイデアを着想し、試行する。
③その試行の失敗経験等から学んだことや、明らかになった新たな課題を踏まえて修正案を着想し、試行する。
この①から③の繰り返しが大切です。今回の改善は、からくり作りの失敗経験を経て、現場のブレインストーミングで出されたアイデアの実現という点で、まさしく上記の繰り返しによって生み出されています。

株式会社ウェルネット 安全管理者選任時研修担当講師
中村 文彦 講師 (中小企業診断士)

「安全強化週間」
株式会社サーキュラーペット 様(岡山県)

審査員特別賞の受賞、おめでとうございます。
しっかりと安全衛生推進委員の存在がアピール出来ていますね。
更に社員ひとりひとりの安全意識高揚を図ることにもつながっていると思います。
ベストを着用している推進委員の方々も安全活動への取り組み意義を改めて認識し、自覚と緊張感を持って自身の業務に取り組むことが出来て、
更に訪れる業者の方には「しっかり取り組んでいる会社」を印象付けることになっています。

どんな取り組みも「見える化」は重要です。緑のベストを着た人が視界に入り、お手本を示すことで職場全体で協力し合ってゼロ災を目指すことが出来ると思います。
緑のベストは推進委員以外の方にも順番に着ていただくのもおすすめです。推進委員の目線で職場を見てもらうことで、推進委員への活動協力も期待できます。
安全強化週間を振り返っての感想や改善点等を共有し、安全強化週間だけでなく年間を通じて安全意識をしっかり持ち続けるための活動を今後も期待しています。ご安全に!!

株式会社ウェルネット 安全管理者選任時研修担当講師
石塚 淳子 講師 ( 労働衛生コンサルタント)

「外国人派遣社員への同時通訳安全教育」
株式会社イトーキ 様(滋賀県)

審査員特別賞の受賞、おめでとうございます。
労働災害は、時には複数の要因が重なって複合的に発生します。本事例は、派遣会社を含む関係者が一体となって協働し、取組みの成果である労災件数の減少も定量的に把握・評価している点がわかりやすく、「見える化」の好例といえます。
また、災害は「モノの不安全な状態」と「ヒトの不安全な行動」との接触によって発生するという基本的な理論に基づき、原因を要素ごとに分解して分析する姿勢が見られます。この手法は、再発防止だけでなく他職場への水平展開にも有効です。
KYTの活用は機械の安全対策等が進化している中で、ヒトの危険感受性を高めて最後の砦として災害を防止することにも有用な取り組みであり、労働者の参加意欲も高めているようです。
さらに、外国人労働者への安全配慮として同時通訳を活用した点は、言語・文化の壁を越えた安全衛生活動の事例であり、今後の日本の労働安全衛生における重要な課題への対応として高く評価されます。

株式会社ウェルネット 安全管理者選任時研修担当講師
小澤 浩一 講師 ( 労働衛生コンサルタント・公認心理師)


「社員みんなで取り組んだ!熱中症対策!」
東和生コン株式会社 東松山工場 様(埼玉県)

熱中症対策特別賞の受賞、おめでとうございます。
今年度から義務化された熱中症対策について、要点を正確に把握し、基本的な取り組みを検討したうえで着実に実践されている点が評価できます。スポットクーラーの設置は体温の上昇を防ぐうえで有効であり、複数箇所に配置されていることで従業員の皆さんが利用しやすい環境が整っていたと考えられます。
また、受付窓口での暑さ指数表示を“熱中症のぼり旗”によって周知する工夫は、単なる設備導入にとどまらず、当日の危険度を視覚的にわかりやすく伝える効果的な取り組みです。
さらに、日常的な健康管理や緊急連絡網の整備、近隣医療機関の把握など、基本を押さえつつ職場全体の安全と安心を重視している点も素晴らしいと感じます。
こうした基本に忠実な取り組みを継続していくことで、安全で健康的な職場文化が今後さらに育まれていくことを期待しています。

株式会社ウェルネット 安全衛生活動コンテスト事務局


「快適で健康に働ける作業環境の整備」
株式会社イトーキ 様(滋賀県)

社員満足度向上特別賞の受賞、おめでとうございます。
貴社の休憩室リニューアルは、若手の声を起点に、ガラス張りでの開放感、趣味機材による自発的交流、靴を脱げるリラックス、半個室の静養・集中、女性専用室とパウダールームまでを的確にゾーニングし、誰もが「休む・整える・つながる」を選べる環境を実装しました。オフィス什器・デザインの知見を自社に内製展開した実装力、現場運用に乗る継続性、アンケートで効果を検証する姿勢はいずれも秀逸です。
コスト的な観点から、他社において同じレベルで真似るといったことはやや難しいかもしれませんが、『明日の「働く」を、デザインする。』という、オフィスづくりのリーディングカンパニーだからこその、次世代の職場づくりの新標準となることを期待し、特別賞とさせていただきました。

株式会社ウェルネット代表取締役 山根 裕基


あらためまして、この度ご応募いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
ウェルネットは、より良い職場作りと社員の健康と安全を守るために頑張るみなさまを引き続き応援してまいります。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

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